総合診療医 キャリアの軌跡

総合診療医がどこで何をしているか、どのようなキャリアを歩んできたかを一覧で示すことで、学生や医師のキャリアを考える助けになることを目指しています。変更や削除の希望、ご意見・ご感想は記事にコメントをお願いします。

110.徳島 男性 医師25年目

出身大学はどこですか?
自治医科大学


初期研修はどこの病院でしたか。また、初期研修のあと専攻医になるまでの経歴があれば教えてください。
徳島大学病院第二内科(現・消化器内科、循環器内科)、徳島県立中央病院にて初期研修。その後、地域中核病院、へき地診療所にて勤務しました。


所属、または卒業プログラム名を教えてください。卒業と現所属のPGが異なる場合、両方お書きください。現所属PGでトップページに振り分けます。

 

 
現在の勤務先と、勤務内容について教えてください。
山間へき地にある美馬市国民健康保険木屋平(こやだいら)診療所にて地域医療に取り組んでいます。


初めて総合診療医に会った、総合診療医のことを知ったのはどんな時でしたか?
大学1年生の夏期地域医療研修にて初めてお目にかかりました。


家庭医療(総合診療)専門医研修を履修しようと思った理由、総合診療医になろうと思った理由を教えてください。
自治医大の義務年限中、地域医療現場が楽しかったので地域に居着きました。総合診療医になろうとして勉強したというより、結果としておそらく総合診療医になった状態なのだろうと思います。


プログラムや勤務病院選びの際にはどのように情報収集しましたか?
現在の勤務先は、義務年限中に県からの辞令にて初めて赴任しました。義務明け後の2年間を自治医科大学地域医療学センター地域医療学部門で勤務した後、再赴任しました。

 
家庭医療(総合診療)専門医研修を履修してよかったこと、総合診療をやっていてよかったことを教えてください。
地域医療の現場で毎日を楽しく送れています。


専門医を取るに当たって、あるいは総合診療医として働いていてどのような障壁があります(した)か。また、それをどう乗り越えたか教えてください。
へき地で勤務を続けるにあたり、やはり子供の教育が問題になり現在は単身赴任をしています。徳島県は比較的小さな県で街からへき地までの距離が比較的短く、基本的に単身赴任をしていても何かあれば2時間程度で家族のところに帰ることができるので助かっています。


ワークライフバランスについてのお考えや、何か工夫されていることがあれば教えてください。
平日は仕事、休日はできるだけ家族と過ごすということで、オン・オフのメリハリを意識するようにしています。


今、力を入れていることや、今後やりたいこと、興味のある分野について教えてください。
消滅しつつある地域をどのようにケアしていくかというのが最近のテーマです。


家庭医療(総合診療)を志す学生や医師にメッセージや今後の意気込みなど一言お願いします。
総合診療の楽しさを感じて頂ければと思います。