総合診療医 キャリアの軌跡

総合診療医がどこで何をしているか、どのようなキャリアを歩んできたかを一覧で示すことで、学生や医師のキャリアを考える助けになることを目指しています。変更や削除の希望、ご意見・ご感想は記事にコメントをお願いします。

44.山口 男性 医師20年目

出身大学はどこですか?
川崎医科大学


初期研修はどこの病院でしたか。また、初期研修のあと専攻医になるまでの経歴があれば教えてください。
飯塚病院


所属、または卒業プログラム名を教えてください。卒業と現所属のPGが異なる場合、両方お書きください。現所属PGでトップページに振り分けます。
岡山家庭医療センター後期研修プログラム


専攻医1年目の研修場所、研修内容(期間・目的など)を教えてください。
奈義ファミリークリニック


専攻医2年目の研修場所、研修内容(期間・目的など)を教えてください。
奈義ファミリークリニック


専攻医3年目の研修場所、研修内容(期間・目的など)を教えてください。
 
それ以降現在までの勤務場所、勤務内容を教えてください。指導医の先生はこれまでのキャリアの変遷について教えてください。
東京医科大学・総合診療科


初めて総合診療医に会った、総合診療医のことを知ったのはどんな時でしたか?
医学生:米国ミネソタ州で佐野潔先生、米国ミシガン州で松下明先生


家庭医療(総合診療)専門医研修を履修しようと思った理由、総合診療医になろうと思った理由を教えてください。
医師として年齢、性別、臓器を特定せずに診療することを専門することは自分にとって自然でした。医学生の頃、ロールモデルに出会え家庭医療を専門にすることを決めました。


プログラムや勤務病院選びの際にはどのように情報収集しましたか?
学会活動を通じて人脈を広げロールモデルとなる先生に多く出会えました。


進路選択で重視したポイントや、プログラムを選択したポイントは何でしたか?
家庭医療を実践している先生とフィールドがあることが重要でした。


専攻医、総合診療医になる前に、心配だったことがあれば教えてください。
特にありません。ロールモデルに出会えた後は迷いはなかったです。


家庭医療(総合診療)専門医研修を履修してよかったこと、総合診療をやっていてよかったことを教えてください。
自分がなりたい医師として働くことができていること。山口県で総合診療医として診療・教育・研究を行なっていますが、いずれの領域も他者から必要とされていることを実感できていること。


専門医を取るに当たって、あるいは総合診療医として働いていてどのような障壁があります(した)か。また、それをどう乗り越えたか教えてください。
ロールモデルの存在に出会うこと。自ら足を運んで見つけることが大切です。


今、力を入れていることや、今後やりたいこと、興味のある分野について教えてください。
家庭医療に関する研究。オリジナルの研究を出していき、日本や世界の家庭医療の分野の発展に貢献していきたいと思います。


家庭医療(総合診療)を志す学生や医師にメッセージや今後の意気込みなど一言お願いします。
総合診療は定義を語るより、やってみなければ実感できません。総合診療の診療分野の幅広さとそれと展開することで見えてくる視野の広がりはご自身の実体験を通して感じてみて下さい。